ミステリアスなキャラが正体を明かすまでの間にしか得られない栄養がある。
ひぐらしの祟殺し編で「死体、上手に埋められた?」って聞いてくる鷹野三四。
FGOのLB6前編・後編で、夜にしっとり話をしてくれるオベロン。
空の軌跡FCで諜報員だと思われてるオリビエ。本当に「ミステリアスな美人の謎は、無闇に詮索するものじゃなくてよ♡」なんだよ!
好きな作品の結末が知りたいけど終わるのが寂しい感覚と一緒。正体めっちゃ気になるけど、ありとあらゆる可能性が一つに収束するのが惜しい。
だからミステリアスなキャラクターは、出来るだけ長くそうあって欲しい。
反面、正体に肩透かしを食らうこともある。引っ張れば引っ張るほど妄想や理想が膨らんで、ガッカリすることもある。
それでも夢を見せてくれた事実に変わりはない。だからちゃんと感謝したい。ミステリアスなキャラ、謎めいてくれてありがとう。