それは「ひと目見て”高岡縁の作品だ!”と分かってもらえる絵を描きたい」だった。
学生の頃は「私にしか描けない絵を描きたい」が正体だったし、社会人の頃は「ある程度流行に迎合しなければならないが、ほんの少しでも自分を出したい」が正体だった。
年齢を重ねて個性に対する価値観が変わっていって、今しっくりきてるのが冒頭だ。
自分を誇示するためでも、本当に描きたいものにしがみつくためでも無く、見た人の記憶に残りたい。
どこで出会っても「○○の人かな?」と、記憶の引き出しから私の過去作を引っ張り出して欲しい。それが出来る個性が欲しい。